どうも、桜庭統さん(※注)の曲データを整理してたら、3GBにもなっててビビりました下田です。こんなによくもまぁ曲を作るもんですね･･･。人気のあるゲーム音楽の作曲家さんですし、僕も好きな作曲家さんなので、いつかお話しましょうかね。
※注：名前は「統(もとい)」と読む。代表作はテイルズオブシリーズ、スターオーシャン、ヴァルキリープロファイルなど。これはあんまり知られてませんが、なんと秋田県出身の作曲家様。
さて、今日の話は全く桜庭さん関係ないんですがｗ、前回の日記ではカイザーナックルのお話をしました。
今回はその2年後、1996年に発売された3D対戦格闘ゲーム「ファイターズインパクト」についてのお話をしたいと思います。
サウンドや演出の話をする前に、ゲームの話をちょいと説明。
1996年･･･。3D対戦格闘ゲームと言えば、こんなヤツがいましたね。
「10年早ぇんだよ！！！」
そうです、バーチャファイター2が現役稼動していた年です。僕もバーチャっ子(最近遊べてませんが、未だに好きなゲームです)で、当時リオンが初登場ということで、むちゃくちゃ使っていましたｗ
さて、バーチャファイター2とファイターズインパクトと3D格闘ゲーム二大対決！！！！！！！！
勿論、勝者はバーチャファイター2だったさ。残念さ。
その後(翌年3月)、鉄拳3も発売するしで歴史の影に埋もれて益々知名度が低くなって休憩所となっていったファイターズインパクト。可愛そうに。
ちなみにゲーム自体は、パッと見はバーチャファイターや鉄拳同様のそこらにある3D格闘ゲームなんですが、特徴的なのは「大半のキャラクターに3つの格闘スタイルがあること(一人のキャラクターに空手、テコンドー、合気道、的な感じ)」、「技コマンドを連続で入力することで、技と技のタイミングを独自に作ることが出来、自分で連続技を作れる(モーションスライドコンボ)」というシステムがあること。後者は、少々強引な言い方をすれば、ビートマニアやダンスダンスレボリューションみたいなリズムゲームみたいなものを想像していただければいいかもしれませんねｗ
さて、やっと音楽やら演出の話ができる。
これも、カイザーナックルの音楽を担当した渡部恭久さんが担当しています。
このゲームも１人のキャラクターに１曲のテーマソングを割り当てるという、基本的でオーソドックスなつくりをしております。もし、カイザーナックルとの相違点を挙げるとしたら、カイザーナックルは明るくてメロディーやビートがはっきりとした音楽だとしたら、ファイターズインパクトはバックグラウンドミュージックに近い、比較的抑え目でクールなテンションの音楽という印象です。勿論それだけではありません。実はこのゲーム、
一人で遊ぶ時と二人で遊ぶ時とで、BGMが変わる。
という、独特の演出があります。
対戦時は「キャラクターのテーマソング」が流れますが、一人で遊ぶ時はゲームのメインテーマ、環境音楽的なBGM、中ボスのテーマ曲と、なんともまー落ち着いた感じというか、陰モノばかりな曲。
これは僕の憶測ですが、一人で遊ぶ時はファイターズインパクトのクールな世界観を、対戦時は従来の格闘ゲームとして遊んで欲しいという演出だったんじゃないんでしょうか。勿論、僕は当時小学生だったので開発陣でもなんでもないのでわかりませんがｗ、いつか渡部恭久さんと会える機会があったら聞いて見たいですね。
そうそう、このBGMが変わるって演出ですが、何を隠そう音楽担当の渡部恭久さん自身の発案だそうです。この方はデビュー作の頃からそうだったらしいのですが、誰が決めたでもなく、音楽担当の人がアイデアを出すってのもすごい話ですよねｗ
ちなみに、サウンドトラックでは前半は各キャラのテーマソング(二人で遊ぶ時用の曲)が、後半は一人で遊ぶ時用のBGM、と真っ二つに織り成す世界観！といった具合に曲が収録されております。まさに「明」「暗」といった感じで、違うゲームのサントラが一枚のCDに収まってます！て感じで、1曲目から通して聴いていくと、すごい楽しいです。でも、極端なごちゃまぜ感がなく、不思議と全曲通してスルーっと聴ける、とてもお気に入りのサウンドトラックです。iTunesでも配信されておりますので、興味のある方は、ぜひ1曲目から、どうぞです！圧巻です！
【シモデジの、オススメ！てか好きな曲！ｗ】
Track02：Angel Beat (Silene's STAGE)
最近流行ってるアニメとは全く関係ないよ！とってもオシャレな曲。
Track14：道-Road- (MainTheme)
このゲームののメインテーマ。泣けるメロがたまらんです。
Track17：旅路-Regret- (B.G.M.1)
一人旅用BGM。およそ格闘ゲームの曲とは思えない曲調ですが、僕好み。
1996年･･･。3D対戦格闘ゲームと言えば、こんなヤツがいましたね。
「10年早ぇんだよ！！！」
そうです、バーチャファイター2が現役稼動していた年です。僕もバーチャっ子(最近遊べてませんが、未だに好きなゲームです)で、当時リオンが初登場ということで、むちゃくちゃ使っていましたｗ
さて、バーチャファイター2とファイターズインパクトと3D格闘ゲーム二大対決！！！！！！！！
勿論、勝者はバーチャファイター2だったさ。残念さ。
その後(翌年3月)、鉄拳3も発売するしで歴史の影に埋もれて益々知名度が低くなって休憩所となっていったファイターズインパクト。可愛そうに。
ちなみにゲーム自体は、パッと見はバーチャファイターや鉄拳同様のそこらにある3D格闘ゲームなんですが、特徴的なのは「大半のキャラクターに3つの格闘スタイルがあること(一人のキャラクターに空手、テコンドー、合気道、的な感じ)」、「技コマンドを連続で入力することで、技と技のタイミングを独自に作ることが出来、自分で連続技を作れる(モーションスライドコンボ)」というシステムがあること。後者は、少々強引な言い方をすれば、ビートマニアやダンスダンスレボリューションみたいなリズムゲームみたいなものを想像していただければいいかもしれませんねｗ
さて、やっと音楽やら演出の話ができる。
これも、カイザーナックルの音楽を担当した渡部恭久さんが担当しています。
このゲームも１人のキャラクターに１曲のテーマソングを割り当てるという、基本的でオーソドックスなつくりをしております。もし、カイザーナックルとの相違点を挙げるとしたら、カイザーナックルは明るくてメロディーやビートがはっきりとした音楽だとしたら、ファイターズインパクトはバックグラウンドミュージックに近い、比較的抑え目でクールなテンションの音楽という印象です。勿論それだけではありません。実はこのゲーム、
一人で遊ぶ時と二人で遊ぶ時とで、BGMが変わる。
という、独特の演出があります。
対戦時は「キャラクターのテーマソング」が流れますが、一人で遊ぶ時はゲームのメインテーマ、環境音楽的なBGM、中ボスのテーマ曲と、なんともまー落ち着いた感じというか、陰モノばかりな曲。
これは僕の憶測ですが、一人で遊ぶ時はファイターズインパクトのクールな世界観を、対戦時は従来の格闘ゲームとして遊んで欲しいという演出だったんじゃないんでしょうか。勿論、僕は当時小学生だったので開発陣でもなんでもないのでわかりませんがｗ、いつか渡部恭久さんと会える機会があったら聞いて見たいですね。
そうそう、このBGMが変わるって演出ですが、何を隠そう音楽担当の渡部恭久さん自身の発案だそうです。この方はデビュー作の頃からそうだったらしいのですが、誰が決めたでもなく、音楽担当の人がアイデアを出すってのもすごい話ですよねｗ
ちなみに、サウンドトラックでは前半は各キャラのテーマソング(二人で遊ぶ時用の曲)が、後半は一人で遊ぶ時用のBGM、と真っ二つに織り成す世界観！といった具合に曲が収録されております。まさに「明」「暗」といった感じで、違うゲームのサントラが一枚のCDに収まってます！て感じで、1曲目から通して聴いていくと、すごい楽しいです。でも、極端なごちゃまぜ感がなく、不思議と全曲通してスルーっと聴ける、とてもお気に入りのサウンドトラックです。iTunesでも配信されておりますので、興味のある方は、ぜひ1曲目から、どうぞです！圧巻です！
Track02：Angel Beat (Silene's STAGE)
最近流行ってるアニメとは全く関係ないよ！とってもオシャレな曲。
Track14：道-Road- (MainTheme)
このゲームののメインテーマ。泣けるメロがたまらんです。
Track17：旅路-Regret- (B.G.M.1)
一人旅用BGM。およそ格闘ゲームの曲とは思えない曲調ですが、僕好み。
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