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2017/12/18 23:29 |
兄弟仁義 by えびす
死体探しスタンド・バイ・ミー(1986年/米)

「子供さ。子供時代は二度と続かない」
「でもバカは一生続く」

最近、近所のツ○ヤでなんかのキャンペーンだか知んないですけど、レンタルがアホほど安いですね。
貧乏人の自分にはありがたい話でこの機会に色々借りて観ています。
それで今更ですがスタンド・バイ・ミーを観ました。
4人が4人ともスネに傷持つ少年達の詩情を描いた評判通りの名作でした。
便・意ーベン・E・キングが歌った主題歌も誰もが一度はどこかで聴いたことがあるくらい有名な曲ですね。

で、主人公のゴーディ(画像右端)。彼を見ていると何となくジョジョのとあるキャラを思い出しました。
いや、別に映画のタイトルからスタンド能力を連想したわけじゃあないし、大した事でもないですが
少し雑感をつらつら書いて話のネタにしたいと思います。



※以降ネタバレを含みますので未見・未読の方は注意してください。
ゴーディには兄が1人いました。兄はフットボールの優秀な選手で、両親にすれば自慢の息子、
ゴーディにとっても憧れの兄貴でした。
しかしその兄の死後、両親は悲しみにくれるばかりで、とくに親父は何かにつけて
ゴーディを兄と比較して叱りつけるばかりです。
そのおかげでゴーディの脳裏にトラウマを負い、家族に対しても深いコンプレックスを抱くようになりました。
慕っていた優秀な兄、その兄の死、父親との不和…。
このバックボーン、どーも誰かに似てるなーと思っていたら、

スティール・ボール・ラン(第7部)の主人公1人、ジョニィ・ジョースターに似ています。
ジョニィもまた将来を嘱望された騎手の兄ニコラスがいました。その兄の突然の事故死、
その兄を愛していたが故に弟ジョニィに当たる父親、心に負った傷。
ゴーディとジョニィ。
立場や状況は違えど、この2人かなり似た過去を背負ってます。
いや、荒木先生がこの映画パクったとかそんな程度の低い話をしたいんでなくて
気になるのは2人ともコンプレックスを大きくさせた原因が他ならぬ父親にあったという点ですね。
双方とも父親の、兄を失った無念さは死後も兄の部屋や遺品をそのままにしておく事からも窺えます。
さらに残った弟に『兄のように…』『兄はそんな事はしなかった』とことあるごとに歪曲した叱責を浴びせ続けるという点。
これでは未発達の子供時代に大きなコンプレックスを抱くのも無理からぬ事でしょうな…(似たような話は『哲也』の春木にも見られる)。
このトラウマはコーディに毎晩のように悪夢を見せ、ジョニィは後にトラウマを具現化するという敵スタンド能力に大いに苦しまれる事となり、双方ともかなり根深いです傷を脳裏に刻んでいます。
父親の一連の行動は兄への偏愛からくるものなんでしょうが、やっぱり狂気を感じざるを得ません。
ガキの時分にこんな教育受けたら屈折するよなあ…。
こういうのケイン・コンプレックスって言うそうですが、2人ともそのコンプレックスを和らげる存在になったのが
友人だったというのも興味深いです。
ゴーディにはクリス、ジョニィにはジャイロ。
どちらも良き友人に恵まれたのが幸いですが、やっぱり人の成長を促す真っ先な存在が父親でないってのが寂しく思えたり。

そう考えると『スタンド・バイ・ミー』の友情というテーマが余計際立って感じますね。
うん。いい映画でした。

拍手[1回]

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2010/07/18 02:03 | Comments(2) | TrackBack(0) | 日記的な何か

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コメント

元々スタンドの名前の由来はスタンド・バイ・ミーから来てるわけですから荒木先生はジョニィのモチーフにゴーディを使ったのかも知れませんね。
荒木先生は洋楽と共に洋画も大好きですからw
posted by バルナスat 2010/07/18 12:13 [ コメントを修正する ]
> バルナスさん
この映画の他にもけっこう洋画を借りて観ましたが、たまーにジョジョの元ネタっぽいシーンを見つけれたりしてニヤニヤしています。
イロイコ先生の持ちネタの幅広さっぷりには頭が下がる思いです。
ジョニィの元ネタがゴーディなのかはハッキリ分からんですけどもね。
posted by えびすat 2010/07/18 23:05 [ コメントを修正する ]

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