叶わない人々の願い・・・。
だが、絶望の中でこそ「人の想い」は美しく輝く。
フリーゲーム界にて鬱ゲーとして名高いタオルケットシリーズ4作目。 エヴァのラストのように多くの謎を残したまま急速にエンディングを迎える。今回プレイした4は絶望エンドではなかったが、どこか腑に落ちない終わり方だった。
このシリーズの特徴を整理してみた。毎回作風が違うので以下の特徴が当てはまらないものもある。
・メルヘンテックな世界。
シリアスさのかけらも感じないまったりした世界観。
・ほのぼのした日常から絶望的な非日常への急速な変貌。ひぐらしを彷彿させる。「非日常」へ扉はいつもすぐ側にある。
・純真な心。一途な想い。美しい青春。 相手を心から愛する純真無垢な想いが伝わってくる。
・絶望、狂気、破滅。
叶わない願い、救われない命。
・明かされない謎。
どの様な最後を迎えたのかはプレイヤーの想像に任される。
以上のようにすっきりしないシナリオではありますが、 全編を通して「純粋無垢な想い」というのがこの作品の核になっているように感じました。 AIRもそうでしたが、絶望の中でこそ人の想いは輝くということを強く感じました。純粋な想いに触れたい方には是非お勧めのフリーゲームです。
■タオルケットをもう一度4
・総プレイ時間:5~6時間 くらい
・DL
http://
・FLASH PV
http://www.nicovideo.jp/watch/nm10537402
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