ゴンは、1991年から2002年頃までモーニング誌に連載されていた作品。全7巻。
基本的に1話完結でギャグ展開多し。
基本ワガママ・マイペースなチビ恐竜(?)・ゴンが周囲の動物たちを巻き込んで世界各地で騒動を起こす、
というのが大まかな流れです。アフリカ、アマゾン、アラスカ、南極…。たまに日本と思しき山野が舞台のエピソードもあります。
何故世界各地でゴンが姿を見せるのか?何故年月を経てもゴンの容姿が変わらぬままなのか?それなりに謎はありますが本編においては別にどうでもいい事なので捨て置けい。
あくまで何も考えずに、弱肉強食の頂点に君臨するかのようなゴンの傲岸不遜ぶりを楽しむのが本懐です。
あと何でかサルが被害被る場合が多い。
ギャグ漫画ですが、個人的には3巻収録の12話『ゴン、狼兄弟と共に戦う』がイチ押しです。泣ける。
で、このマンガの最大の特徴のひとつと言えるのが、サブタイ以外に
セリフ・書き文字が一切無いという点ですね。
サイレント映画ならぬサイレント漫画といったところでしょうか。
セリフという漫画の片翼をもいでなお読ませるのは、その画力・技術力の高さに裏打ちされた表現の豊かさによりましょう。まー画力パネェ。
してよく見るとトーンはおろかコマ割りにも定規を使ってないんですね。ペン入れは全部フリーハンド。これだけでも凄いと思うんですがひとまず一見の価値ありです。
ただ、10年以上連載してたにも関わらず単行本が7冊のみという超々不定期連載からも察しがつくとおり、作画にはかなりの労力を費やされていたようですね。まさに入魂の一筆。
あまり知名度を得ていない作品ですがゴンのキャラクター自体は某宝クジのマスコットに起用されたり、人気格ゲー『鉄拳』の隠しキャラでちょいと使えたり、スーファミでゲーム化されたりと、地味ぃ~にメディア展開されてたりします。
また、2002年に連載終了(?)してからは、当時リニューアルしたコミックボンボン誌に『ゴンちゃん』と改題して移籍してましたが、対象年齢を下げるための措置なのかゴンが異次元に飛んでいったり、セリフ付きだったりともはやゴンを流用した別作品になっていましたね。
ボンボンの休刊とともに消息を途絶えたみたいですが、果たして単行本は刊行されたのでしょうか。情報求ム。
※おまけ
最初期のゴン
↓
中期以降のゴン
方向性を模索してたんだと思いますが、いくら何でも初期は怖すぎる。獣の殺気プンプンしてます。
中期以降のゴンとはたぶん別固体。そう信じたい。
基本的に1話完結でギャグ展開多し。
基本ワガママ・マイペースなチビ恐竜(?)・ゴンが周囲の動物たちを巻き込んで世界各地で騒動を起こす、
というのが大まかな流れです。アフリカ、アマゾン、アラスカ、南極…。たまに日本と思しき山野が舞台のエピソードもあります。
何故世界各地でゴンが姿を見せるのか?何故年月を経てもゴンの容姿が変わらぬままなのか?それなりに謎はありますが本編においては別にどうでもいい事なので捨て置けい。
あくまで何も考えずに、弱肉強食の頂点に君臨するかのようなゴンの傲岸不遜ぶりを楽しむのが本懐です。
あと何でかサルが被害被る場合が多い。
ギャグ漫画ですが、個人的には3巻収録の12話『ゴン、狼兄弟と共に戦う』がイチ押しです。泣ける。
で、このマンガの最大の特徴のひとつと言えるのが、サブタイ以外に
セリフ・書き文字が一切無いという点ですね。
サイレント映画ならぬサイレント漫画といったところでしょうか。
セリフという漫画の片翼をもいでなお読ませるのは、その画力・技術力の高さに裏打ちされた表現の豊かさによりましょう。まー画力パネェ。
してよく見るとトーンはおろかコマ割りにも定規を使ってないんですね。ペン入れは全部フリーハンド。これだけでも凄いと思うんですがひとまず一見の価値ありです。
ただ、10年以上連載してたにも関わらず単行本が7冊のみという超々不定期連載からも察しがつくとおり、作画にはかなりの労力を費やされていたようですね。まさに入魂の一筆。
あまり知名度を得ていない作品ですがゴンのキャラクター自体は某宝クジのマスコットに起用されたり、人気格ゲー『鉄拳』の隠しキャラでちょいと使えたり、スーファミでゲーム化されたりと、地味ぃ~にメディア展開されてたりします。
また、2002年に連載終了(?)してからは、当時リニューアルしたコミックボンボン誌に『ゴンちゃん』と改題して移籍してましたが、対象年齢を下げるための措置なのかゴンが異次元に飛んでいったり、セリフ付きだったりともはやゴンを流用した別作品になっていましたね。
ボンボンの休刊とともに消息を途絶えたみたいですが、果たして単行本は刊行されたのでしょうか。情報求ム。
※おまけ
最初期のゴン
↓
中期以降のゴン
方向性を模索してたんだと思いますが、いくら何でも初期は怖すぎる。獣の殺気プンプンしてます。
中期以降のゴンとはたぶん別固体。そう信じたい。
PR
トラックバック
トラックバックURL:
古本屋でふと手に取り、その画力と世界に飲み込まれて衝撃を受け、
そのまま買って帰りました。
絵の勢いが半端ないんですよね。水の表現とか質感とか…
タイトルとサブタイトル以外、なんの説明もなし。擬音すらもない。
外国人にも薦めたいマンガの代表格ですね。