この名前を聞いてN〇Kのドラマを思い出した方は俺と同年代の男性か女子。
のんのんばあとオレ(水木しげる著/1992年/単行本全2巻)
現代日本に於いて、チビッ子達に密接する妖怪っつったらゲラゲラポー的なアレですが、
やはり水木御大を差し置いて妖怪を語るなど有り得ますまい。
水木センセの作風といえば、おどろおどろしいながらも、どこかキャラクターが呑気でのどかだったりするのですが、この「のんのんばあオレ」にただよう雰囲気はそんな作風に加えて、
なにか切ない。
読後感がノスタルジーに似た心地いい消失感というか、うまく表現できねーけんども
ガキの頃に感じた無力感みてーなのが思い出されてすげえ好きです。
なんつーか、のんのんばあの妖怪に対する敬意というか接し方というのがいいんだな。
うまく表現できねーんですけども。
上記のコマはとあるエピソードの最後のコマなのですが、
妖怪に対して「ぬるぬる坊主、お前も早く海へお帰り」と促すこの婆あの視線と間が何とも言えんくて好きなのです。
人間、妖怪、分け隔てなく接するのんのんばあの懐の深さというか。
なんとかウォッチなんぞなくても妖怪とは友達になれるのですね。
2015年現在、御年90歳越えの水木御大がビッグコミック誌上で漫画を連載しているあたり、
まだまだ意気軒昂、これからの活躍に期待が高まるばかりです。
のんのんばあとオレ(水木しげる著/1992年/単行本全2巻)
現代日本に於いて、チビッ子達に密接する妖怪っつったらゲラゲラポー的なアレですが、
やはり水木御大を差し置いて妖怪を語るなど有り得ますまい。
水木センセの作風といえば、おどろおどろしいながらも、どこかキャラクターが呑気でのどかだったりするのですが、この「のんのんばあオレ」にただよう雰囲気はそんな作風に加えて、
なにか切ない。
読後感がノスタルジーに似た心地いい消失感というか、うまく表現できねーけんども
ガキの頃に感じた無力感みてーなのが思い出されてすげえ好きです。
なんつーか、のんのんばあの妖怪に対する敬意というか接し方というのがいいんだな。
うまく表現できねーんですけども。
上記のコマはとあるエピソードの最後のコマなのですが、
妖怪に対して「ぬるぬる坊主、お前も早く海へお帰り」と促すこの婆あの視線と間が何とも言えんくて好きなのです。
人間、妖怪、分け隔てなく接するのんのんばあの懐の深さというか。
なんとかウォッチなんぞなくても妖怪とは友達になれるのですね。
2015年現在、御年90歳越えの水木御大がビッグコミック誌上で漫画を連載しているあたり、
まだまだ意気軒昂、これからの活躍に期待が高まるばかりです。
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