温かい日が続き、春の予感を感じています。
まるまる太った近所の雪だるまもスマートになってきました。
しかし、下Dくんの太鼓腹は春になっても変わりません。
ごきげんよう、sinpです。
昔の些細な思い出をつづります。
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一昨年の暮れのことである。
場所は、秋田駅につながる大通り。
歩道には、通学途中の学生がまばらにみえる。
女子高生が駅に向かって歩いていた。
目の前には交差点。
信号は、赤である。
赤信号の横断歩道に差し掛かった。
早朝の為、通行する車はない。
横断歩道の長さはわずか3m。
信号待ちしている人の姿もない。
常識的に考えれば、わたっても差し支えない。
彼女もそう考えたのだろう、1歩2歩と足を進めた。
その時である。
ハッという表情を浮かべた彼女は急に踵を返した。
彼女の視線の先には一台の車。
大通りに停車中の車には幼稚園くらいの男の子。
どこを見るともなくボンヤリ横断歩道を眺めている。
彼女は、信号手前の歩道まで戻った。
そして、信号が変わると何事もなく駅へと向かった。
少年を乗せた車も去っていった。
日常の時間が再び動き出した。
まるまる太った近所の雪だるまもスマートになってきました。
しかし、下Dくんの太鼓腹は春になっても変わりません。
ごきげんよう、sinpです。
昔の些細な思い出をつづります。
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一昨年の暮れのことである。
場所は、秋田駅につながる大通り。
歩道には、通学途中の学生がまばらにみえる。
女子高生が駅に向かって歩いていた。
目の前には交差点。
信号は、赤である。
赤信号の横断歩道に差し掛かった。
早朝の為、通行する車はない。
横断歩道の長さはわずか3m。
信号待ちしている人の姿もない。
常識的に考えれば、わたっても差し支えない。
彼女もそう考えたのだろう、1歩2歩と足を進めた。
その時である。
ハッという表情を浮かべた彼女は急に踵を返した。
彼女の視線の先には一台の車。
大通りに停車中の車には幼稚園くらいの男の子。
どこを見るともなくボンヤリ横断歩道を眺めている。
彼女は、信号手前の歩道まで戻った。
そして、信号が変わると何事もなく駅へと向かった。
少年を乗せた車も去っていった。
日常の時間が再び動き出した。
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