こんばんわです。
いよいよ明日は第10回秋田おたくオフ会の開催です。
今回も皆様と色々な話が聞けることを楽しみにしております。
ご自由にセリフを入れてください。
タイトルの奇ッ怪な一文は、「君、撲、友達」という意味の宇宙語だそうです。
日夜 宇宙人からの侵略・交易にさらされている『ウルトラマン』の世界ではこういった宇宙言語の研究がさかんに進んでいるようです。
宇宙語がどうのこうの言うよりそもそも発音が日本語じゃねえか。
というわけで、今日は自分のウルトラマンの思い出を話のネタにしてみようと思います。
思い出と言っても私が子供の頃はテレビでウルトラマンは放映してませんでした。
1980年の『ウルトラマン80』を最後に昭和のウルトラシリーズはいったん幕を閉じ、
1996年の『ウルトラマンティガ』を皮切りに平成シリーズが始まるまでの15年間はTVシリーズとしての
ウルトラマンは制作されなかったので、ちょうど自分の子供時代はウルトラ不遇の時代だったと言えます。
せばどうやってウルトラマンにハマッたかと言うと、雑誌やデータ本からの情報収集によるものでした。
当時ガキの自分は親から毎月買ってもらっていた『てれびくん』を愛読していて、そのてれびくんには他の最新ヒーロー番組と同じくらいの内容の濃さで毎号特集記事が組まれていたわけです。
やれウルトラマンの身体データだの怪獣と対戦記録だの。なんかウルトラマンよかバルタン星人の方がかっこいいなあ、とか。ウルトラマンキングってダッセエなあー、とか(失礼)。
実際リアルタイムで動いてる姿を見たこと無いヒーローをデータだけどんどん補完して、ウルトラの勇姿を勝手に脳内にイメージしまくったもんだからウルトラに対する想像力は豊かになっていったんですね。
で、その補完イメージでもって後年になってビデオやDVDで初めて『映像のウルトラマン』を観るにつけ、脳内イメージをいい意味でも悪い意味でもブッ壊されて改めてそのカッコ良さに感動したわけです。
例えば怪獣の鳴き声がイメージと違ってたりしてね。
で、大人になってから見返して子供の頃には気づかなかったテーマ性の深さに2度ビックリしたりして。
そういう経緯を辿ってハマったので他のヒーローよりも一層思い入れが強いのかもしれません。自分が本当に好きになったものは大人になってもそうそう辞められるものではないですしね。三つ子の魂百までってヤツでしょうか。
てれびくんといえば、雑誌の他にも愛蔵版ムックが数多く出版されていて、自分が生まれてはじめて買って読んだ
ウルトラの愛蔵版がコレでした。
ウルトラ戦士特撮大全集
内容はというと、特撮シーンの光学合成技術や舞台裏など豊富な写真で丁寧に解説されている本です。
子供向けムックなのであまりマニアックな事は書かれていませんが、若かりし頃の故・実相寺昭雄監督の写真が載ってたりして結構資料性は高いと思います。たぶん現在は絶版。
って楽屋ネタじゃあないか。
…いやさ普通は子供が読むっつったら怪獣図鑑とか必殺技全集とかだろうに、よりにもよってこんな子供の夢を壊しかねない本に真っ先に食いつくあたり、当時の俺はどんだけひねっくれたガキだったんだと我が身を恥ずかしく思わずにはおれません。
こういうものを読んで今の人格形成の礎をつくったわけですから果たして良い事なのか、それとも…?
雀百まで踊り忘れず。お後がよろしいようで。